コラムを訪れてくださった皆様
KIDSカウンセリング・システムが、ず〜と考えてきたこと、大事にしてきたことは何か?それをどうしたら形にできるのか、どうしたらもっと対人援助専門職の皆様に貢献できるのか? 学会活動や大学院教育では充分に学びきれないことを、いかに吸収して力にしていただけるようにできるのか?
KIDSを共に立ち上げ、3年前に亡くなられた森先生の対談集『森俊夫ブリーフセラピー文庫』(遠見書房)は、旅立たれてから6ヶ月後に第1巻、約2年後に第2巻、そして約3年後(この1月)に第3巻の刊行をもって完結しました。
「心理療法の本質を語る」「効果的な心理面接のために」「セラピストになるには」:それぞれの巻の題名が、奇しくもKIDSが今もず〜と考えていること、大事にしていることであることに気づかされます。(題名からの連想という意味で)
KIDSでは、「解決志向ブリーフセラピー」をすべての対人援助職の方が基本的に学ぶ必要性と価値のあるものとして、研修を続けてきました。その思いは今も変わりませんが、個人、家族、さらには多職種連携・多職種協働が本当に機能するために有益なアプローチについて、飽くことなくさらに開発/紹介/提案していきたいと考えています。連携/協働が聞こえのいい謳い文句に終わらず、望み・希望、そして成果・満足が得られる対話を身につけられる研修や場を皆さんと共に作っていきたいと思います。
3月24・25日に予定している「解決志向ブリーフセラピー:ワーク&デモンストレーション」が2月早々からキャンセル待ちになり、ご参加を希望してくださっている方々にご迷惑をおかけしております。
2018年度は、まだ模索しながらですが、さらに切磋琢磨し合える研修をと考えています。
詳細はこれからですが、2018年度(上半期)には、現時点で下記を予定しています。
よろしければ日程の調整をいただければ幸いです。
(定期研修は、土日連続参加可能としますが、日曜昼間コースの回数はまだ検討中です)
♦ 夏の集中研修 :定員40人程度 会場:中野サンプラザ(東京・中野)
A.「解決志向ブリーフセラピー実践+α」(仮題)
8月11日・12日(土・日)
♦ 定期研修 :定員12〜15人程度 会場:KIDSカウンセリング・システム(東京・吉祥寺)
S.土曜夕方コース:「コンサルテーション/スクールカウンセリング(事例検討会)」
5月19日、6月23日、7月14日、9月22日(下半期:10月20日、11月24日、12月22日、1月以降は追って決定)
G.日曜昼間コース:「臨床実践トレーニング」(対人援助専門職対象) 回数は検討中
5月20日、6月24日、7月15日、9月23日 (下半期:10月21日、11月25日、12月23日、1月以降は追って決定)
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KIDSカウンセリング・システム 黒沢幸子
コラムを訪れてくださった皆様
全国的に寒い冬・・・インフルエンザも猛威を振るっているようです。